50代の初めてバレエ 中年バレリーナ今日も迷走中

50代で憧れのバレエの世界に飛び込みました。 自分のバレエ探しの迷走をホンネで語ります

メソッドによる指導の違いへの対応

先生によって指導が違うのは、主にメソッドによるもの

 

このスクールでも、お初・アリス先生は同じ系列で蘭先生はその上級編

ミニー先生は別系列というのは、ツクミ程度でもわかります

 

生徒さん情報によると

お初・アリスは、ロシア(ワガノワ)系でミニー先生はロイヤル系ということ

「ワガノワとロイヤルは、レベランスが違うから見分けられるよー」とのこと

確かに違うわ

 

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最初の足ポジション、プレパレーションに始まり、タンジュなど足の位置が違う!!

 

ミニー先生は、

タンジュの横は3番のつま先の延長に出す、つまり真横だと体がゆがむので真横よりやや前

後ろのグランバットマンは真後ろよりやや横

 

けれど他の3人は

最後はちゃんと5番に、

タンジュ、横・後ろとも真横、真後ろを求められます

 

 

ワガノワ(ロシア)とロイヤル

 

他にも違いがあります

バーレッスンでの顔の付け方、ピルエットやピケターンなど回転系の手の付け方、フラッペ、グランフェッテ(ツクミがやることはないでしょう💦)など

 

たぶん根本的に教授法の理念が違っており、その結果として細かい一つ一つも違うのかと思います

 

この流派違いに関しては、

奥が深いし初心者ごときには理解できないことが多くあります

 

国内の主なメソッドはワガノワ、次いでロイヤルになるようなのですが

更に先生によって、その取り入れ方も違っていると感じます

たかだか4年で10数人の先生に習った範囲内でのカテゴリーです

 

・バリバリのワガノワメソッド

 ワガノワ学校のカリキュラムを厳格、忠実に教える

 

・ワガノワだけど、日本人の骨格の特性を考慮

 基本はワガノワだけれど、日本人向けにしている

 

・ロイヤル(RAD)

 RADの資格を持ち、それに沿った教え方

 

・特にメソッドにこだわらず、日本人向け大人向けの教え方

 

何が正しいのかということはなく、時間に余裕があり、選択肢もあるのならそれぞれ体験して、どれが自分に合うか確かめることがいいのでしょう

 

でも、明確に自分のメソッドはコレ!という先生も少ないので、結局はメソッドより

その先生個々の指導法によるところが大きいかもしれません

 

じゃー両方受けた生徒はどうすればいいのー??となりますわね

 

「あの先生は、こうしたらダメと言われます」

なーんて、いい大人は口が裂けても言いません

 

初心者ツクミは迷います迷路です

 

先生によって動きを変えるしかありません

なんだか本末転倒のような気もします

 

教えてもらう人によって自分の形を変える、正解の形がなく臨機応変に合わせる

特に初心者はますます正しい動きは何か?から離れてしまいます

 

今でこそ、どちらの指導も納得できます

ゆがむからといって最大限広げたり伸ばさないと、いつまでたってもできない場所から

進歩しません

けど、無理にねじってケガや悪い癖をつけたくもない

 

~現在のツクミ~

足や腕はできるだけ高く、遠く、長くを目指し、5番ポジションを目指す

けれど、オバチャンなので硬いだけでなく股関節や膝など老化・勤続疲労

も気を付けながら、ケガをしない範囲の精一杯を目指す

 

 

日本って、いろんな国のメソッドを受け入れ、同時に認められているところはとっても寛容なんだなーって思えます

 

そしてツクミにとっても、この振替レッスンは次へのステップのきっかけにもなったのです

 

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