レッスンに復帰するも、忍び寄るコロナ

病気は治療で、激しいジャンプ以外はゆるゆるとできるまでに回復

ただし、臀部や太腿など大きい筋肉はまだ戻らず、グランプリエをすると、

バーに寄りかかって、ドッコイショ状態でしか立ち上がれません😭

発表会練習も形だけ追って、真剣な動きはしないまま進めます

本番まであと2か月という頃、世界は新型コロナウイルスの話題が中心になっていきます

そう、まだこの頃は対岸の火事、自分たちは関係ないだろうと感じていました

過去にもSARSなど、世の中が騒ぐほど国内に影響がなかったという経験もあるでしょう

そうよ！日本人はマスクして、手洗いして、日頃から除菌に細かいから、大丈夫！

根拠のない自信が、なんとなーくあります

けれど、レッスンに参加するたび話題が自然とそちらになってしまいます

公演を中止したところもある

レッスン制限し始めたスタジオがある

そして、ついに

密を避け、不要不急の外出を自粛

この時ばかりは、レッスンも臨時休講となります

それでも、まだ

ここさえ乗り切れば、この2週間が勝負！という見解を信じて

発表会前で心配もありますが、じっとするしかありません

そうして、3月末

レッスンにやってくる人たちの反応は様々です

レッスンは不要不急ではないから続ける

こんなことしてていいのだろうか？

家族にあきれられているので、できれば休みたい

など

それはそうですよね

これまで経験したことのない状況が日々刻々と押し寄せて、誰もどうするのがよいのかわかりません

当然、

発表会はできるのか？

という懸念が沸き起こります

先生からは

主催者側が中止しない限り辞退はできない

コロナが心配な人は出場辞退してもらってもかまいません

ただし、参加費や衣装代など返金はありません

 そう、すでに衣装合わせも終わり、次は衣装を着けてのリハーサルというところまで来ていました

そして…

リハーサルの日、辞退する人が出て直前での振りや立ち位置などが変更となりました

けれど、それに関しては不満よりも

自分はこのまま何食わぬ顔で、笑顔で踊れるのだろうか？

という罪悪感の方に傾く雰囲気になっていくのでした