講師への想いは、恋愛に似ている
一度、ミニー先生のやっていることに疑問を感じ始めたら、他のことも同様に感じ始めるようになってきます
バーレッスンやセンターレッスンではやることがほぼ決まっていて、数か月おきに内容を変えます
そうなると、注意がいつも同じことを言われます
…それができていないのだから、言われて当然なのですが、もうちょっと別の角度?視点?
からだと、またハッと体が気付くのかな~とか勝手なことを感じます
例えば、ルルべアンオーはいつも腕で頑張ってしまうので、肩が上がります
それで毎回「肩下げて」となります
整体トレーナーは、
「脚の筋力がルルべで立つには弱く、もっとハムストリングを鍛えて、土台からしっかりさせれば
腕で頑張らなくてもバランスが取れるようになる」
と脚を鍛えるトレーニングを教えてくれます
つまりは、そういう結果になるのはどこが原因かまでは、指導してもらえず、
ただ肩を下げることしかしなくなる
他にも
「アンディオールして」
「軸に立つ」
「ずっと伸び続けて、固まらない」
なども同様です
それをするには、どうすればよいのかが体が理解しない
こういった注意は、たぶんずーーっと言われ続けるんだろうな~と
そんな時は、そういったトレーナーさんだったり別の先生からのアドバイスからだったりで
パズルのピースがカチッとはまって、わかる時がある
(わかるだけで、できないんですけどね💦)
さて、丸山裕子さんの「カレイなる大人バレエの世界」にもでてきた
「恋人を探すように先生を探す」にもあるように、
先生に対する感情は恋愛のようだなー
と常々感じています
もっと私を見て!
できたら褒めて欲しい!
他の人(講師)には見向きもしないから~
中には恋愛感情を超えて、信者のような生徒さんもいます
先生の言うことは100%信じて疑わない
やればよいというアドバイスは全て実行する
注意されたことを絶対に守る
(生徒のカガミだわ~)
こういう生徒さんが、その先生の厳しい言葉で行き詰っても、それを乗り越える努力をすることしか考えない
他の講師だとどうなんだろうなんてことは微塵も考えない
しつこいようですが、先生も完ぺきではないので、この人はこういう癖やここがダメというラベルがあると
そういう注意しかしないように見えます
ミニー先生にはそういう信者のような生徒が多かった
ミニー先生は、ガーっと言って良くなれば「そーよーいいじゃない、良くなったよ」
と褒めてもらえます
この褒めてもらえることが、
恋愛での「そこが好きだよ!」の快感と同様、離れられなくなる魔法の言葉に似ている気がするのです
いつかはミニー先生にすっごく褒めてもらいたい!
上達したと認めてもらいたい
という感情もあってか、レッスンに疑問を持ちつつも、やめることができず続けていくのでした