発表会、ちっちゃな優越感が劣等感に変る
そうこうしているうちに発表会当日
発表会クラスではなかったので、他でどのようなレッスンや準備があったかは全く蚊帳の外
本番を見に行くだけでした
ミニー先生のヴァリエーションでは、クラスごとの演目と合同でのコール・ドで
特にコール・ドは複雑な交差や動きで生徒のレベルの差を感じさせない演出でした
うーん、皆さん上手だー!👏
アリス先生のくるみ割り人形の花のワルツは、ミニー先生に比べるとちょっと単調な感じ
初心者レベルの人たちの動きが限られるとはいえ、動きが少ないイメージ
お初先生クラスはトリで登場でしたが、先生もクララを踊り各国の踊りや諸々くるみ割りの楽しい
踊りが個性豊かに表現され、トゥシューズで踊る人もいて本当に見ごたえがありました
一番良かった💕
他の先生のクラスもあったのですが、その先生や生徒さん達を知らないので、
あまり印象に残っていません💦
そして、昨日のブログに登場したPさん
メインの後ろで何人かと踊る役で、登場時間は短いものでした
覚えの悪さや動きのぎこちなさなど劣等生のツクミですが、このPさんよりはまだ覚えられるし、
動けるかな~という、ホント目くそ鼻くそ(汚い表現でスミマセン💦)状態の優越感を持っていました
確かにPさん、劇的に上達しているわけではなく、動いている足はフレックス状態だしドタバタ感もある
でも、でも、すごーく楽しく自分のできる限りの踊りを踊っている姿に打ちのめされました
自分はなんて、ちっぽけな優越感に浸っていたのか、
本当に情けなかった、自己嫌悪😭
終了後に舞台裏で差し入れや写真撮影などしていると、Pさんと遭遇
心から「すごく良かったよー」の言葉をかけると
Pさんはウルウルしながら「ありがとー、ありがとー」と抱き着いてくれました😂
いや~ん、こっちも泣きそう!!
発表会に出たことによって、ツクミの何倍も何十倍も成長していたPさんの姿は、
本当にまぶしかった✨
この発表会を振り返るとき、Pさんのことだけ鮮明に思い出されるのです
まさに、発表会は成長の場で、次回は何としてでも参加しようと思うツクミであった
(しかし、それは叶わない)
お初先生とは発表会前に話した時、振り付けやその他もろもろで毎日終電になっていることを聞いていて、
そんなこともあり、終わったお初先生を労い、素直にお初先生の演出が一番素晴らしかったことを伝えると
クラスを離れたツクミなのに、こちらもウルウルで温かく接していただき、
心のわだかまりが溶けていった気がするのと同時に
お初先生クラスをやめたことの後悔がまた少し出てくるのを感じるのでした…