趣味の域を超える練習
発表会の振り写しも終わり、最終段階の立ち位置、顔や体の向きなど細かい動きに入っていきます
のんびりクラスにもだんだん厳しさが増してきます
実際の距離を模擬した目印で立ち位置や移動する場所一つ一つ確認していくのですが、オバチャンダンサーズはなかなか覚えきれません
一つのシリーズが終わるたび、どこに行くの場所違う!もっと移動しないとそこは他から来るから邪魔!
となってきます
紙を見ながら確認しても、いざ動くとこの時は、あそこまで移動するんだなと考えているうちに音に出遅れ、また左右間違えての繰り返し
そして、全員ができないとそのパートは延々繰り返されるという
これがねーやっぱ難しいんですね、顔の付け方が上手くできない人がいてずっと繰り返す
特に最後全員で同じ動きをするから一人顔が違うと目立ってしまう
こうなってくると、
お金払って、自分の子どものような歳の先生から怒られるって、既に趣味の域を超えてるよな~
と冷静になれば思ってしまう
オバチャンダンサーズには、この歳で真剣に怒られることがないから、とってもありがたい
と、なんと奇特な人もいらっしゃる
そうして、全員での3時間リハーサル
諸事情で、体形が変わり立ち位置や移動がかなり変更となることとなり、ただでさえ覚えの悪いオバチャンにはかなりの衝撃から始まります
でも、これを逃すと全員で集まるのは最後の場当たりしかない
初めて横にも人がいるという状態になり、早く正確な位置に移動しないとぶつかるし、めちゃくちゃな形になってしまう
何度もぶつかりそうになり、だからもっと大きく動かないとダメというのを理解
もー必死で頭の中を整理し、長いなーと思っていた3時間は、本当にあーっという間に終わってしまった
その後衣装ももらい、その日は本物の初めてバレエ衣装にテンションは上がるものの、着ての練習はやはり動き方が全然違った~
メイクや当日の段取りなど踊り以外のことの調整も進んでいき、
本当にあーっという間に本番がやってきました