自粛要請でも発表会開催！？

3月末～4月上旬の緊急事態宣言までが、一番混乱していた時期でした

発表会の練習はするものの、自粛が呼びかけられ、勤務先から言われる人もいて、

こっそり練習に来る人、家族にもあきれられながらも来る人、など

徐々に罪の意識を感じつつレッスンをするようになります

先生からは

発表会は今のところ中止連絡はなく、無観客でも開催する

ん？無観客までしてやる意味ある？という状態

自粛しても減らない感染者の状況に、発表会の施設のHPを見ると、

ゴールデンウイーク明けまでの使用の自粛

のお知らせが！！

だめじゃーん！

それを先生に連絡したところ

自粛はあくまで要請だから、開催はする方向らしい

スタジオとしては、主催者が中止しない限り参加する

とのこと

この頃になると

プロのバレエ団、コンクールと、次々中止情報が入ってきます

生活のかかったプロや、目標として頑張ってきた子供達ですら泣く泣く中止を受け入れている

それなのに、

たかが大人の趣味の発表会を開催するのは、世間的にいいのか？

という思いが渦巻きます

そんな状況でやっても、人は呼べないし、誰にも言えない

本当に後ろめたさ全開でやることに意味あるのか？

もう、踊りたいとか出たいとかの話ではなくなってきていました

そこに緊急事態宣言

正直言って不謹慎ながら、これで全て中止せざるを得ない状況というのに、ホっとしてしまいました

その後は、発表会中止、レッスンの休講連絡が来て、

中止は仕方ないけど、これでやる方が無理だよなー

と思いつつ、施設のHPを見ると自粛要請から閉館に

出られない悔しさよりも、やっと決着したという安ど感

後から知ったことですが、先生は

主催者が中止にしない限り自ら不参加にすると違約金など発生する上に参加費が返金されない

それで何度も主催者と交渉し、開催されないのなら生徒が一番負担の少ない方法を模索してくれたようでした

先生、ありがとう！

主催者も早く決断しろー！と思っていたけど、おそらくこちらも自ら中止にすると施設に相応なキャンセル料が発生するから、国の方針が決まり施設が閉館となって中止を発表したのかもしれません

全てが未経験な事態で、さらに混乱もしていた時期

中止が決まり、レッスンもなくなり、仕事もヤバそう…

安ど感なんて、ほんの束の間、この先はどうなるのか？