初心者を見て、初心に帰る
マロン先生のスタジオに、本当のバレエ初心者が入会しました
本当のというのは、本当に真っ白状態の人ということ
たまに、ちょっとどこかでやりました、という人ではないということ
かつてジャズか何かのダンス経験はあるらしい、ツクミより少し年下という感じ
ゆえにこの日のバーレッスンは、半分両手バーの本当に基礎
基礎だから楽勝という訳ではありません
むしろ、一つ一つをじっくり見られるため、ごまかしがきかないから
丁寧にキッチリやらなくてはなりません
…ていうか、いつも丁寧にキッチリしなきゃいけないんですが
初心者を見ていると、あーそうそう、それってわかんないよねー
と、ちょっぴり懐かしく感じるのですが
いつも注意されていることは、自分がこうなっているってことね
というのに気づかされます
タンジュで骨盤が付いていくのは、あるあるですが
やはり、腕ですねー
ツクミはいまだに、動きに必死になるとなってしまう
手がパーのようにパカっと開いて
以前先生に
怪獣の手
と言われました💦
初心者はみなこの手になりがち
不思議ですが、何故か必死にやるとドンドン手が開いていきます
回転系だと、これも常に言われる
腕がどんどん下がって、どんどん体に近くなっていく
だから、本当にしっかり意識していないとあのアンナバンの形をキープしたまま
というのは無理
無意識の世界が、腕や手が縮んで下に落ちていく
同じくアラベスクなどの横に来る手が死んでいること
ただ体の横にぶら下がっている状態
意識しないと引き上げやアンディオールできないのと一緒ですな
そんなことを初心者は気付かせてくれます
気付きはしますが、それを自分に反映することの難しさよ
この新人さん、別のダンス経験があるので、
振りを正しく覚える力はあります
両手バーでやってて、ツクミの方が間違えたりします
あぁ情けない💦
この振りを覚えるのは、慣れだと言われますが、
確かに何度かやっていると、何か規則性はわかってきますが
途中プリエが入ったり、ルルべが入ったりするともう忘れてしまいます
そういうのも含め、初見でできる能力というのは
鍛えることができるのか?
永遠の課題です