50代の初めてバレエ 中年バレリーナ今日も迷走中

50代で憧れのバレエの世界に飛び込みました。 自分のバレエ探しの迷走をホンネで語ります

トラウマ体験記 初心者クラスなのに初心者がいない衝撃

人生初のバレエ体験は、遡ること約20年前

友人(幼少での経験者)がバレエを習い直したいとのことで、いつかやってみたかったツクミは、友人が一緒なら安心、と始めることになりました。

 

スタジオ選び

友人にまかせて、何軒か体験し決めたのが「(個人名)バレエなんちゃら」

まだ当時は、大人の初心者には開かれていない世界で、未経験者歓迎とあったからと、ユニークなレッスンを取り入れていることが決定理由だそうです

 

ここに初心者が陥る大きな勘違いが潜んでいます

初心者クラス=未経験者、経験の浅い人のクラス 

ではないということ!

 

どんなに上級者やプロであっても、レッスンは必ずバーのプリエ、タンジュから始める、ということをバレエを始めて知りました

つまりは丁寧にバーレッスンを進める初心者クラスには、基本をじっくりやりたい上級者も来るということなのです

 

ましてや友人が惹かれたのは、独特のメソッドを持つ主宰者なので、初心者クラスとは名ばかりの素人目にも絶対タダ者ではないレベルの人たちや一般人でもすごく上手な人たちばかり

バレエを習える嬉しさと不安で入会したスタジオでしたが、ツクミのような全くの初心者なんて、いなかった💦

 

初心者クラスなのに初心者がいない😱

これは、かなりの衝撃でした

 

てっきり基礎から教えてもらえるものと思い、友人と6回くらいのチケットを購入したばかりなのに、

すでに心にドス黒い暗雲🌪が立ちこめています

 

さらに、ずっとこの友人と一緒に受講できると思っていたのに、彼女の仕事が多忙になり一人で行くこともありました

 

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この頃は、初心者は見て覚えてね、の時代

 

手足のポジション名だけ伝えられると、そのままいきなり片手バーに放り込まれ放置状態です

基本のプリエやタンジュの体の使い方すら教えてくれません

ただ屈伸して、足を出すだけの人になっています 嗚呼…

 

それでもバーレッスンは前の人のを見よう見まねで動けますが、問題はセンターレッスン😖

全く初心者向むけでないアンシェヌマン、クロワゼ、エファセという意味すら教えてもらえず、「右前のクロワゼから…」で、もう???

 

右に行ったり左に行ったり、立ちすくむ訳にもいかず、もはや誰を見ていいのかもわかりません

主宰者の「ツクミさんも見ながらやって」という言葉にただ無になって手と足を出して移動して、他の人の邪魔にならないようハケることに一番気を使う、ただそれだけ

 

この惨めで泣きたくなるレッスンで、

センターのトラウマのできあがりです

そして次からは驚くべき別メニューが待っていました

 

続く