50代の初めてバレエ 中年バレリーナ今日も迷走中

50代で憧れのバレエの世界に飛び込みました。 自分のバレエ探しの迷走をホンネで語ります

驚きの別メニュー

このスタジオでは、主宰者ともう一人指導される方がいて、一般のバーやセンターはその人が教え、主宰者はメソッドを受けに来た生徒を中心に見ています

 

ツクミに与えられた別メニューとは…

 

それは、ひたすら階段を昇り降りすることでしたぁぁ😭

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なぜ、高いレッスン代を払って階段の昇降をひたすらさせられるのか?

バレエを始める人に与えられる試練なのか?

 

たくさんの疑問も渦巻きますが、いかんせん初心者だしあのセンターレッスンをするのはもっとコワイのでやるしかない

 

この主宰者の理論の一つらしく、床を押す感覚とその反発で上に引き上げる感覚を体にたたき込む、というものだったのです

 

昇降運動しかしていないので、たま~に主宰者が様子を見に来てアドバイスしてくれるだけで基本放置状態です

 

これはこれで惨めです

他の人のセンターを横目にただひたすら昇って降りる

これが果たしてどのくらい踊ることに役立つのか?

プリエすらまともにできない超初心者が、床を押して感じるなどという感覚はさっぱりわかりません

 

階段昇降もさすがにレッスン3回めくらいになると飽きてきます

 

再び恐怖のセンターがやってくる

 

ここで主宰者に通常レッスンに戻されます

 

でも、やはりセンターレッスンが簡単になっているわけではないので、再び恐怖の大魔王との遭遇です💦

 

階段昇降はイヤになっていましたが、かといって他の人と一緒にすることも怖い

 

ツクミ的には、慣れるまで隅っこで簡単なバーレッスン、基本のパなどを教えて欲しかったけど、

入会者を暖かく見守って継続させよう、という企業努力を垣間見ることはなかった…

 

放置され自分で必死に見て覚えなければならない

 

バーレッスンでは

「プレパレーション」と言われ、それがアンバーであること、音を聞いてカウント取ってバーを持ち、反対の手は何やらどっかを通過してアラセゴンに行ってるらしいこと

足のポジションを変える時、綺麗にタンジュして動かしていること、などを見様見真似

 

それでもいいんですよ、バーレッスンは何とかなります

「では、センターにいきます」

さあ、恐怖の始まりです。時間はたっぷりあります

お金いらないから、ここから逃げ出したいぃぃ

 

恐らく、タンジュやアダージオをやったと思うのですが、もう全く記憶にございません

 

それは最後にくるあの長いアンシェヌマンがあまりに高度過ぎて、更に

 

「ツクミさんもとりあえずやって」

 

と放り出された記憶が強烈過ぎたからでしょう

  

トンベ、パドブレ、ピルエット、ピケアラベスク、アッサンブレ、グリッサード、

シャッセ、パドシャ、グランジュテ、極めつけのアントルラッセ!!

 

バレエ経験者ならおわかりになると思いますが、人生3回めくらいのレッスンでのこの無謀

 

もちろん一つ一つの動きは教えてもらっていないので、最初の説明だけでやらなければならない

何かの罰ゲームを受けているかのように、センターを止まらず突っ走っていくしかない

そして、トラウマのできあがり❕

 

今でもオープンクラスで「センターいきます」を聞くと、

心がザワザワします