なぜ?褒められる~入門レッスン編
辛かった本当の最初のレッスンとは大違いの、カルチャースクール💕
ベテランのお初先生が、毎回丁寧に説明してくれて
どんなに間違えようが、音に合わなくても、
褒める褒める
この年齢で一回り以上下の先生にこんなに褒められることなんてまずないから、
それはそれは夢のような時間
毎回新しい動きを優しく丁寧に教わるので、通うのがとても楽しかった時期💕
トラウマレッスンから比べると、全てが天国👼
それで大いなる勘違いをしてしまうツクミ💦
なぜ、褒めまくるのかは、後から身をもって知ることになる
この入門クラスは、毎週新規体験者や入会者が来るので、毎回丁寧に一から教えることになります
そこでバレエ本来の動きをいきなり指導なんてできませんね
講師は営業も兼ねているので、入会していただきたい…大人の事情…
それと入門クラスでの習得基準が、まず型を覚えることだけだったような気がします
バレエの基本の動きは、ものすごく奥が深い
例えば、プリエ
アンディオールして膝はつま先方向へ遠く伸ばし
お尻を出さず背筋伸ばして骨盤を立てて、丹田に力いれる
下に行くけど上半身は上に伸びる
ゆっくりねばっこく曲げていく
曲げた時に重心が小指側に流れない
背中を落とさない
バーにぶら下がらない
伸ばすときは足で伸ばさず、アンディオールしながら内股と丹田に力いれてお尻締めて出さない
音にもあわせてね
(今でもツクミが注意されていることをざっと書き出してみました🤣)
これをいきなり初心者に言ったら、次のレッスンで人数は減るでしょう
プリエはこういった注意を一切無視しても、初めて体験する人間にはものすごーくきつい
初心者(特にオバチャン)は、グランプリエで腰を下ろしてしまうので、立ち上がるのが「よっこいしょ」になりがち
初心者に
曲げる時は下に行くけど上半身は上へ、
伸ばす時は足で伸び上がらない、なんて???状態です
怪我しない方向に足を屈伸させて下に降りる形と、
ドゥミとグランの違いを覚えたら褒められるのである
タンジュも同様
床で足を擦って、つま先を正しい方向に出して、最後つま先を伸ばせば褒められる
褒められて、できてるなんて思えること自体
甘~い🍭のである
幼少からレッスンを重ねた先生達の動きが、すぐに身に付くわけなどないことなんて、子供でもわかるのよね
やってもやっても注意をきちんと聞いてやっても先生と同じ動きにならない
美しくない、
ちっともバレエらしくない
ゆえに、この「バレエは辛くなく楽しいもの」
という認識が崩れるのはすぐでした