50代の初めてバレエ 中年バレリーナ今日も迷走中

50代で憧れのバレエの世界に飛び込みました。 自分のバレエ探しの迷走をホンネで語ります

初心者が陥りやすい間違い~引き上げ、アンディオール

このカルチャースクールは、

本当に初めての人達ばかりのクラスがある、ということで入会しました

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入門(初心者)クラスなのに初心者がいない!

初心者置いてきぼり!

と心で叫んだようなことはありません

 

 ということは、やはり大人からバレエを始めようとしたもののツクミのように

初心者クラスなのに、初心者がいない、置いてきぼりを経験し、

挫折する人が多いということなんでしょうかね?

 

そんな人たちを呼び込む、本当の入門者クラスあります、のカルチャースクール!

まずは始める人を増やすために間口を広げてもらえるのは、ありがたいことです

20年前にも欲しかった…

 

そんなスクールの方針から、入門クラスが始まって3、4ヶ月くらい経った頃、このクラスでの新規入会者の受付が終了し、 講師はお初先生のまま入門から内容もステップアップしていきました

 

クラスがちょっぴりレベル

 

同時に上のレベルのクラスとの振替も可能になり、上級者レベルも時には混ざり、

バレエらしくなってきます

 

バーは両手から片手、プレパレーションからカウント取ってバーを持ち、反対の手はアンナバン~アラセゴンにするというちょっぴりレベルアップを感じる動きになります

 

 内容も本来の厳しいバレエの姿勢を要求され始めます

肩下げて力抜く、肩甲骨下げて押し広げ、鎖骨広げて脇開ける、腹筋しめて、

頭は上から引っ張られるように常に上に伸び続け、足は床をしっかり踏む

 

バレリーナというものは、これを常に意識して一瞬たりとも緩めない

 

  先生達の美しい背中は、鍛え上げられた賜物

とうのを改めて実感します

 

猫背の巻肩で首が短くなる姿勢の悪いツクミ

この姿勢を矯正したかったこともバレエを始めた理由の一つ

 

っていうか、この注意で体をどう動かすのかが全くわからないのである

そんなツクミには正しい姿勢をとることは至難の技🥶

 

先生に直されて「そう、その背中ですよツクミさん」と言われても

何がどうなって直されているのか、体が形状記憶してくれない

 

問題は、静止状態では意識できても動き出すと、すっぽり抜けていきます

「体引き上げて」「背中伸ばして」

「軸足も動かす足もアンディオールして」

 

いつもいつも言われる注意です。耳タコです💦

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初心者は、この引き上げ、アンディオールの言葉の意味はわかっても

自分の体の中でどうやってそれを意識して神経や筋肉たちに覚えさせればいいのかがわからないのです

 

脳からの指令に、末端の神経や筋肉の理解がついていけてない

 

その結果、

引き上げなきゃ、背中のばさなきゃで、腹筋だけでぐいーんと伸ばそうとして

「顎が上がって、後ろに反ってる」形に陥りやすい

 

アンディオールは、とにかく外旋外旋と勘違いして

見かけだけを外回しにしようとして、

股関節を回さず、ひざ下と足首で無理やり回す

これはケガの元になってしまう、初心者がやってはいけないことの一つ

 

今でも常に注意されることであり、

大人から始めた日本人の骨格的な問題もあり

永遠の課題

 

引き上げろ、アンディオールしろ から 

どうすればそれができるようになるのかを見つける迷走が始まっていくのでした