身体作りが先か？ パが先か？

ミニー先生はバレリーナである前に、アスリートでエクササイズクラスを持ち、

身体作りをとっても重要視しているため

 ○○ができる身体作りのためのエクササイズ、ストレッチ

を最優先にします

もっとバレエらしいこと、回転やジャンプをやりたいと思うところを

地味～できついエクササイズを取り入れ、そういうことができる身体を作って

進めようという考え

確かに大人バレリーナは、焦って先を急ぎます

ツクミ世代は、体の不調や老化とのせめぎあい

膝が…腰が…めまいが…とお休みするお姉さま方も見てきてます

せっかくバレエを始めたのに、エクササイズばかりやってつまらない

もっとバレエらしいステップ（パ）を覚えたい

けど、こういう楽しい美味しいとこどりのレッスンでは、すぐに行き詰ってしまうのは目に見えてます

ピルエットするには、ルルべパッセで安定できる筋力がないと回転の前に崩れます

美しいアラベスクをするには、柔軟性と姿勢を保つ筋力

各種ジャンプも同様

で、もうちょっと上達したい人は、近道はないとエクササイズ、ストレッチをやり始める

さて、50代バレリーナはこれをどこまでやれば次に進めるのか？

求められる筋力や柔軟性が身につく日が来るのか？

その前に、別の不調で踊れないままになるんじゃないか？

おばちゃんバレリーナには、怒涛の不安と

一寸先は闇が待ち構えています

ここで、また葛藤が始まります

少々（少々どころではないが）みっともなくてもいいから、自分がよけりゃそれでいい

おばちゃんバレリーナの先行きは短いのだから、やりたい踊りをさせて欲しい

けれどミニー先生のレッスンはそれを許してくれません

アチチュード、アラベスクの脚も年齢関係なく高いレベルを要求されます

ひえー股関節がヤバイぞー　

そうやって毎回バレエレッスンというより、スポーツジム並のハードワークを強いられ

センターのアンシェヌマンはなく、単独のパばかり

初級とは名ばかりで、内容は一般的な入門か基礎クラス

一つ一つ丁寧なのはありがたいところですが、数か月前のパをやると頭も体も忘れています

…オバチャンですから習得が遅く、忘れるのはあっつー間

講師によっては、レッスンでのエクササイズは必要なし！の方もいらっしゃいます

バレエの動きをきちんとバーからやれば、必要な筋力は付けられる

というもの

これも理解できますが、レッスンの頻度が週１程度のオバチャンにはちょっと無理でしょう

ただ、ミニー先生のように90分のレッスンで、入門ならまだしも初級で30分程度は長過ぎかなー

と思い始めます

その分、もう少しセンターを充実させて欲しい

筋トレ、柔軟はある程度やり方を伝授したら、あとは個人の意識次第でしかないと思います

頑張る人は自宅でもやるし、楽しくやりたいだけの人はそれなり

疑問を持ち始めると、そのクラスを替えたくなってくる、またツクミの迷走が始まろうとしていました